クイック仕掛けの仕組み~ゲリラ編~
クイック仕掛けの仕組み~ゲリラ編~
買いゲリラと売りゲリラ、名前を聴くとなんだか難しく感じますが、買いゲリラは「買い下がっていき」思惑通り反転して上がっていく過程で決済が行われ、「売りゲリラ」はその逆です。
下がっていく過程で買いをいれるのですから「ナンピン買い」に似ていますが、ナンピン買いはあくまでも平均取得価格を下げる手法なので、意味合いが全く違います。反転を予測できる「レンジ」相場が相性が良い。
「逆張り」の仕掛けですから、テクニカル指標やチャートを見て予測することになります。順張りは明確なシグナルが出てから仕掛けますが、逆張りはいくらテクニカル指標を見るとはいえ、あくまで反転するだろうという予測で仕掛けますので、当然ですが、損きり設定が非常に大事です。
順張りはひたすらついていく手法、逆ばりは動きの逆転を予測する手法。損切設定をきちんとするトライオートは逆張りも安心して使えのるでFX初心者には特にありがたいです。
ゲリラは明確なトレンドが無いレンジ相場や下値が重い場合に限って使いましょう。
ゲリラ仕掛けの良いところ~損切りしても利益と相殺される~
ゲリラ仕掛けは基本的にレンジ相場の場合だったら、売りゲリラでも買いゲリラでも、利益が上がります。
最終的にレンジ相場が終わり、上に抜けたり、下に抜けたりしたときを予想しておき、確実に勝ち逃げができるのがゲリラです。
もし予想が外れて逆に行った時には、損切り確定までのレンジ相場でゲリラ仕掛けが利益を積み上げてくれていれば、損切りによる損失と相殺されて痛手は小さくて済むのがゲリラ仕掛けの良いところです。
買いゲリラでの買い下がり
ドル円の最初の買いを101.700円に設定したとします。20pips下がるごとに買いを後4回(合計で5回)入れます。図のようになるわけです。
この5回の買いが全て成立するというのではなく、あくまでもここ(101.00円)までは下がってそれから反転する可能性があると予測するわけです。
それぞれの買いの利確と利確後の再エントリー設定
ですから、それぞれの買いで10pips上がれば利益確定し、そこから10pips下がれば買いを入れる仕組みも同時にあるわけです。それが次の設定です。
20pips下がるごとに買いを入れて、それぞれの買いが10pips上がれば利益確定し、利益確定の価格から10pips下がれば再度買いを入れる、そんな複雑な注文が簡単にできるトライオートは凄い。
ゲリラ仕掛けのポイント
- 通貨ペアはレンジの動きをしているもの。または上値や下値が重そうなものを選ぶ
- ゲリラ仕掛けは改造ができる。全ての注文の損切設定を同じレートにすることもできるし、同じ価格で利益確定もできる。
上値追いゲリラについて
上値追いゲリラとは「売り」が利益確定するたびに、次の売りラインが上昇していくという仕組みです。単なる「売り上がり」をして沢山の売り玉を抱えるのではなく、売りの利益確定ができてはじめて、前の売りラインよりも高く価格で売り設定をします。そのため多くても一つの売り玉しかないことになります。通常の取引では、売り上がりはかなり危険ですが、売りゲリラの「上値追い売りゲリラ」は危険性は非常に低いと言えます。
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